■ 本、CD、ぬいぐるみなど何でも入れられる多目的棚を考えてみましょう。
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子供部屋には本棚が付きものと思われていますが、子供の本は種類も数も変わってきます。たとえば小さい頃はサイズの大きい絵本や児童読み物が主だったのに、中学生になると雑誌ばかり、高校に入ったら文庫本が溜まり。。。とかです。

小さい頃は読書が好きだったのに中学に入ったらスポーツに熱中して本は教科書と参考書だけになった、という例もあります。もちろん逆に、ある年代から急に本を読むようになる子供もいるのです。
そんな不確定なもののために、わざわざキッチリとした収納場所を造り付けるのはどうかと思います。しかし本棚にしても、既製品を買うより造り付けた方が収納量が増すのは事実です。もちろん予算とのかねあいもありますが、部屋にデッドスペースが生まれず、空間を有効に利用できる、といってもよいでしょう。
そこで発想を変え、本棚ならぬ多目的棚を壁に造り付けてはいかがでしょうか。縦横に仕切りを付けたごく単純な棚でよいと思います。棚板の高さを調整できるようにするとなおよいでしょう。
本を入れてもよし、CDやDVD、ぬいぐるみや人形を飾ってもよし。棚板の高さを調整できるのであれば、自分で棚の高さを変えながら、自由に使うようにさせられます。
奥行きは25〜30センチもあれば十分ではないでしょうか。これは既製の本棚の奥行きとほぼ同じサイズで、一般的な本を入れるだけなら深すぎるかも知れませんが、多目的に使うには逆にあまり浅くない方がよいでしょう。
本は奥に単行本、手前に文庫本といった入れ方もできます。将来、図鑑のような大型の本をたくさん持つようになったときも使えて便利なことでしょう。
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第26回は、子供部屋の収納を考えるです。
( UP DATE: 2007.07.01 )