■ 家具選びのポイント(ワゴン) ■
ワゴンと名のつく小家具が今では様々な種類のものがふんだんに出回っています。いかにも便利そうです。しかし、使用目的を誤って求めますと失敗し後悔することにもなりかねません。
まず、自分の欲しいのは移動用か、収納用か、まずその点を明確にすることが大切です。移動用のワゴンはキッチンで作った料理をダイニングや、時には居間に配膳するのが主な目的であるといえるでしょう。このような移動式のものをトロリーともいいます。

これは安定感のある形で車輪の大きいものを選びましょう。キャスター付きのを移動用と思われている方もおられますが、実際には長い距離を(料理をのせて)動かすには不適当です。
このトロリーは使わない時にどこに置いておくのか予めチェックしておきましょう。木製のいかにも家具らしい趣のものであるならば、居間の隅に寄せて花などを飾っておくのもよさそうです。
さて、収納用ワゴンとなりますと、もっと実用的な場面で使われることでしょう。キッチンでの補助テーブルとして、食料品の保存場所として、ユーティリティの雑貨置場としてなどが考えられるところでしょうか。
毎日使うものですから、耐久性のチェックが大切となります。脚、支柱といった構造材がスチール製などのしっかりしたものを選びましょう。
引き出し付きのものは、はずしてジャブジャブ洗えるものを選びたいものです。仕切りが細かすぎますと使い方が案外と限定されて、手軽に整理しにくいというデメリットがあります。
いつもダイニングテーブルの脇において調味料入れとして利用したりするワゴンは、サイドテーブルと考え、テーブルとのバランスを考えた配色のものを選ぶとしっくりします。
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第21回は、家具選びのポイントです。
( UP DATE: 2007.02.15 )