■ 光りが調節できる照明器具だと、明暗による雰囲気が楽しめます。 ■

居間の照明といえば、昔は天井灯を一つ付けるのが一般的でした。しかしながら、家族の「くつろぎ」の場はいつも「こうこうと明るい」ばかりでは雰囲気が出ないものです。ちょっと暗めの方が落ち着くことも多いようです。



全体照明と部分照明を併用して、シチュエーションによって使い方を変えて、お部屋を演出するのはいかがでしょうか。全体照明として使うものには、ダウンライトや天井直付けの照明器具などがあります。これで、最低限の明かりを確保できます。後は、フロアスタンドやテーブルスタンドなどで、明かりを演出してみて下さい。



照明には蛍光灯と白熱灯があります。蛍光灯はランニングコストの安いのが長所です。一方、頻繁につけたり消したりすると、かえって電気を食いますので、ご注意ください。頻繁につけたり消したりする照明には、白熱灯がむいているでしょう。


また蛍光灯には昼光色などといって、白熱灯に近い光のものもあります。蛍光灯の光りを好まれないのであれば、そういった商品を選ぶと良いかと思います。



食堂も全体照明と部分照明を併用します。食堂の場合の全体照明には、ペンダントなどを使って食卓を照らします。ペンダントは、光りを調節できるタイプのものなど便利なものもあります。時には明かりを絞って薄暗くし、レストランのような雰囲気で食事を楽しむことも出来ます。食卓を照らす照明は、料理を美味しく見せるといった面でも白熱灯を選びたいものです。

明かりの演出でお部屋のイメージはグッと変わるものですが、そのプランニングはなかなか難しい面もあります。プランの打ち合わせ時に、ご相談することで、適切なアドバイスを受けることができるでしょう。



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第19回は照明器具のポイントです。
( UP DATE: 2006.12.01 )