■ 古いタンスをウォークインクローゼットに入れると部屋がスッキリ、季節外の服をしまえて一石二鳥です。 ■


ウォークインクローゼットの中は、洋服を掛けるハンガーパイプと、ほかに小物を入れる棚や引き出しを設けるというのが大体基本であると言えます。実際に生活をすることを考慮して、ちょっとした使い方を工夫すれば、更に便利に使えるでしょう。

例えば日本には四季があり、夏と冬では着るものが違います。真夏の服など着ない時期が9ヶ月も10ヶ月も続くのに、その間ずっと裸のまま掛けっぱなしというのでは、わざわざホコリをつけるようなものです。


夏に真冬のぶ厚いコートが目の前にぶら下がっているというのも、暑苦しいでしょう。下着やワイシャツ、セーターなどは掛けるわけではなく、棚にしまうのですが、これらも使わない季節にオープンな棚に置きっ放しでは、汚れてしまいます。やはり、季節外の衣類はしまっておく必要があるでしょう。

というわけで、ぜひ活用を考えたいのが古いタンス類。たいていの家には結婚した時に買った婚礼タンスなどがあるかと思います。これらをウォークインクローゼットに入れましょう。


ここに季節外の衣類や、めったに着ない服(フォーマルスーツなど)をしまっておくのです。タンス類が沢山ある場合は、ウォークインクローゼットをタンス部屋だと割り切るのも良いかも知れません。洋服掛けは普段着るもの程度のスペースにしてはどうでしょうか。

既成のタンスはいわゆる洋服ダンスではなく、整理タンスも役に立ちます。下着類は棚ではなく引き出しにしまいたい方が多いでしょうが、これも造り付けると費用が掛かりますので、整理ダンスを活用するわけです。子供さんが使わなくなったベビーダンスなど、なかなか重宝します。




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第16回はクローゼット収納術です。
( UP DATE: 2006.09.01 )