■ 学童期までの子供のスペースは親の目の届く場所に。 ■
乳幼児期から小学校低学年の時期は、母親の目の届くところが子供の場です。ですから主として居間(リビング)や食堂というパブリックスペースで遊んだり、勉強したりすることになります。その結果、パブリックスペースを汚したり、おまちゃなどを散らかしたり。。。

これは仕方ないことと考えましょう。居間(リビング)や食堂に持ち込んだおもちゃや学用品などの整理は、子供部屋の用意があるかないかで随分違います。子供部屋は必要ないとする考え方もあるのでしょうが、やはり住まいを計画する際、子供がいれば子供部屋を確保する家庭が圧倒的でしょう。でも、子供部屋を確保しても子供がまだ小さいうちはパプリックスペースが子供達の遊び場としてよく使われます。
こんな場合はパブリックスペースに大きな箱やワゴンなど、おもちゃを入れられるものを用意することをお薦めします。仮に子供部の用意がない場合でも子供のものの収納はどこかに用意しなければなりませんから、そこへ片付けることになります。あるいはキャスター付きの入れ物を用意するとか工夫次第でいろいろなアイディが考えられます。
低学年の時期はパブリックスペースで勉強することになるでしょうから、大きめのダイニングテーブルにすることをお薦めします。父親が晩酌し、母親が編物をしているかたわらで子供がノートを広げているという図になります。
ですから、子供の教科書や学用品は子供部屋に置いておけばよいですから、ベプリックスペースにはそれらを仕舞う入れ物やスペースは特に必要ありません。その都度、自分で片付けするようにすれば、しつけにもなるからです。
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