■ 主寝室の広さの目安を考えてみましょう。 ■
洋室の寝室が最近は一般的なので、洋室の寝室の場合を考えてみましょう。洋室となればベッドを入れることになりますから、どういうベッドにするかによって必要な広さも違ってきます。
つまり、@ダブルベッドか、Aシングル二つか、Bシングルとセミダブルにするか、Cセミダブルを二つにするか、ということです。最も狭くてすむのが、ダブルベッド一つの場合で、以下数字順に必要な面積は広くなります。
ダブルベッド一つだけなら、サイズはいろいろありますが、例えば1.2メートル×2メートルとすると、4畳半あれば置けますし、サイドに小さなサイトテーブルを置くことができます。これがベッドを入れる場合の寝室としての最低限の広さということが云えると思います。
さらにシングルベッド二つをセパレートして置く場合、シングルベッドとセミダブルベッドをやはり少し間隔をとっておく場合は、4畳半の一辺がもう少し長くなった6畳以上が必要になるでしょう。ダブルベッドの場合でも、どちらかが風邪をひいたりした時に、別に寝る場所の確保も考えたいところですから、住まい全体としての省スペースを考えると、シングルベッド二つを置ける広さというのが、寝室では最低限必要な広さであるということがいえそうです。
また世代によってはベビーベッドを置くことも考えておかなかればなりませんし、出入りや掃除などのためにベッドの周囲が狭すぎないようにしておきたいものです。となると、8畳前後は必要なスペースということになるでしょう。
生活様式や家族構成、敷地の広さや建坪などを考慮し、どの位のスペースを寝室にあてればよいか考えましょう。その際に必要な最低限の広さというものがありますから、そこのところをおさえておかれれば良いかと思います。
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