当社が採用しています。断熱、防露、調湿、吸音の工法、「デコスドライ工法」のご紹介です。次世代断熱の寵児として期待されています、セルロースファイバーを採用した工法です。
セルロースファイバーは、ホルムアルデヒド・VOCの放散試験においても無垢の木材と同様の対象外で、F☆☆☆☆以上の安全性が認められています。
難燃処理により、万一の火災にも延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。 難燃3級JIS A 9523
優れた吸湿性の効果でカビや菌の発生を防ぎます。カビ抵抗性表示:最上級のランク3 防カビ性試験/JIS Z 2911
夏は外部からの熱の進入を抑え、冬は室内の熱を逃がしません。家の中の温度差が少なく、快適な住環境となります。
■ 高齢者にやさしい
部屋間や上下の温度差を少なくするデコスドライ工法は、温度のバリアフリーです。
木質繊維のセルロースファイバーは周囲の状態に応じて水分を吸ったり吐いたりしています。この吸放湿性が適温をもたらし、結露を防ぎます。 40〜80%RHにおける水分は5〜15% 吸湿性実験/JIS A 9523
日常生活の音、屋外からの騒音、室内から屋外へ逃げるプライベート音を和らげます。効果的な防音処方として、高い評価を受けています。
最高の性能基準「次世代省エネルギー基準」認定工法により、冷暖房の光熱費を大きく節約。断熱化工事にかかる費用は、建築費のわずか数パーセントです。
壁は、外気に接する外周部に断熱施工することが基本です。
■ 施工前 ■
電気配線、配管のセット。在来の壁はコーナーの入墨に下地を取り付け、床下の通気を止めた後、作業を開始します。
■ デコスシート施工 ■
縦張りを基本とし、土台から胴差しまで弛みのないように張ります。
■ ブローイング ■
ホースを挿入し、専用施工機からブロアーで風送。均一に隙間なく、丁寧にブローイングします。
■ 施工完了 ■
振動による沈降試験[経年による沈降は認められない。]
(財)建材試験センター/依試 第7H66404号
夏の暑さや冬の小屋裏結露を防ぐため、小屋裏に換気口を設け、
外気に接する天井や屋根に断熱施工することが基本です。
■ 屋根断熱 ■
太陽の熱を抑えるため、夏は風通しのよい2階が涼しくなります。
(通気層の確保が標準)
■ 天井断熱 ■
間仕切り壁の上部の通気を止め、セルロースファイバーを専用施工機からブロアーで風送。雪を積もらせるように吹き込みます。
1.遮音 ・・・ 音をさえぎる 2.吸音 ・・・ 音を反射させない。 3.防振 ・・・ 振動させない
デコスドライ工法は特に「吸音」による防音対策に優れた性能を発揮します。
入居前の住居の選定条件第1位は部屋の間取り、第2位は日当たり・採光です。実際に生活を営んでみてからの住居の改善希望項目は、防音に対する改善希望が第1位です。
デコスドライ工法は、優れた断熱性と同時に防音(吸音)性を発揮します。いつもの部屋がそのままシアタールームへと早変わり。家族みんなで映画や音楽、ゲーム等が楽しめるホームエンターティメントの集会場として夢の空間が生まれます。
■ 認定・保証 ■
・次世代省エネルギー基準認定
・国土交通大臣 [防火構造]認定
・無結露20年保証 など
JCAとは(日本セルロースファイバー断熱施工教会)の略称です。
■ 日本セルロースファイバー断熱施工協会とは ■
自然素材でつくる健康住宅、環境共生・省エネの意識が高まっています。表面的には無垢の木材など自然素材を使っていても、断熱材には「鉱物系・科学物質系」が多く使われています。これでは人体や環境に対する負荷は解消できません。
これらの問題解決に、環境に配慮したリサイクル断熱材「セルロースファイバー」の吹き込み工法(デクスドライ工法)が最もふさわしいと考え、より高い施工技術の確立や施工体制の強化を図ると共に、普及啓蒙を目的とした団体です。
■ 関連サイト ■
日本セルロースファイバー断熱施工協会のオフィシャルサイトはこちら。
セルロースファイバーは、リサイクル紙を使った環境配慮型断熱材で、エコロジー時代・リサイクル時代の寵児として期待されています。
安全基準に厳しいアメリカで60年の実績があります。
(C) 2004-2005. OTO PLANNING CO.,LTD. All rights Reserved. (oto@otokikaku.com)
第四回は、「デコスドライ工法」のご紹介。
( UP DATE: 2005.09.24 )