・敷地に対する建築面積(建ぺい率)や延べ床面積(容積率)に関する制限
・斜線制限や日陰規制などによる、屋根の高さ・勾配に関する制限
・隣地との境界線、道路からの一定以上の距離をとること等に関する規制

このように増改築の場合、守らなければいけない規制や制限があります。また家を建築された時と制限が変更になっている場合もあります。


■ 間取りの変更に関して知っておきたいこと ■

間取りの変更には、家の構造上の問題が関わってきます。取り外せない柱や壁などもあります。例えば1階と2階を貫く通し柱や、筋交いの入った壁は、基本的に取り外せません。水廻りの配管の位置の移動などは可能ですが、費用もかさみますので、頭に入れておくとよいでしょう。

以上のようなことでも頭の中に入れておくことで、リフォームの打ち合わせもよりスムーズに進むことでしょう。


一戸建ての場合、おおかたのリフォームは可能であると考えて、差し支えありませんが、特に増築の場合、「建築基準法」や地方自治法の条例によって定められた制約を守ることが必要になります。ある程度の知識を頭の中に入れておけば、リフォームプランを考えるときや、打ち合わせの時などに、役立つと思います。

> 簡単に下記に記載してみました。ご参考になさって下さい。
リフォーム箇所が明確になったところで、ご家族の将来も視野に入れてみましょう。ご家族の5年後、10年後、15年後といったふうにある程度、将来を見据えて、家族が何人になりそうなのか?生活がどう変化しそうか?などを計画案のなかに盛り込みたいものです。

インテリアやデザイン優先よりも、今後の暮らし方を最優先に計画を立てることが大切でしょう。

■ ご家族の意見がまとまらない時は... ■
ご家族の意見がまとまらないまま、リフォームを依頼しますと、時間と費用がかさむ結果になる恐れがありますので、ありのままの状況をお話し下さい。最善策をご提案致します。


チェックリストの一例です。ご覧のように項目に○をつける方法でも良いですし、より具体的に各箇所ごとに、書き出す方法でも良いでしょう。

ご家族で話し合いをしながら、チェックリストを作ればモレがないでしょう。


現在のお住まいの不便な点、あるいは不満・不都合な点などを具体的に明確にすることからはじめましょう。

それには、「住まいのチェツク・リスト」を作ってみましょう。雛形を下記に示しました。これらを参考にして作ってみて下さい。このように書き出すことで、お住まいのリフォーム箇所が具体的に見えてくると思います。

(C) 2004-2005. OTO PLANNING CO.,LTD. All rights Reserved. (oto@otokikaku.com)